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What is a MOOC ?
大規模公開オンライン講座 ( MOOC = Massive Open Online Course ) は、オンラインで誰でも無償で利用できるコースを提供するサービスで、希望する修了者は有料で修了証を取得できます。世界トップクラスの大学・機関によってさまざまなコースが提供されています。「Coursera(コーセラ)」「eDX(エデックス)」への登録者数合計は1億3千万人以上に達しており、MOOCを利用した世界規模の高等教育プラットフォームが形成されています。
Featured Courses
Quantum Mechanics of Molecular Structures
私たちの身の回りにある分子の幾何学的構造を知ることは、化学の分野で最も重要かつ基本的な課題の1つです。 このコースでは、分子の幾何学的構造を決定するために使用される 2 つの主要な方法、分子分光法とガス電子回折を紹介します。 分子分光法では、分子に光や電波を照射して、分子内の電子の動き(1週目)、分子内の原子核の振動運動(2週目)、分子の回転運動( 3週目)を見ていきます。 ガス電子回折法では、加速された電子線を分子に照射します。 ビームが分子内の原子核によって散乱されると、散乱波が互いに干渉して回折パターンが生成される様子をみていきます。 第4週では、電子散乱の基本的なメカニズムと、得られた回折像が分子の幾何学的構造をどのように明らかにするかを研究します。 コースの終わりまでに、分子振動が分子の幾何学的構造を決定する上で重要な役割を果たしていることを理解し、2 つの方法論によって得られた情報から分子構造をより完全に理解できるようになります。
Adapting to the Effects of Climate Change on Quality of Life
IPCCの第6次評価報告書が述べているように、人間の活動は、主に温室効果ガスの排出を通じて地球温暖化を引き起こしており、地球の表面温度は上昇しています。地球規模の気候変動は、健康、農作物被害、災害など、人々の人生にさまざまな影響を及ぼしており、います。これに地球規模の気候変動に対処するためには、気候変動の「緩和」と気候変動への「適応」を同時に進めなければいけません。 この講座では、気候変動をめぐる「緩和」と「適応」の世界と日本の世界と日本における「現在地」状況を理解し、気候変動が地域住民の生活の質に及ぼす影響や適応策について、日本の事例をもとに学びます。 4つのモジュールで構成されるこの講座では、気候変動をめぐる世界と日本の状況、人々の生活の質に与える影響といったについての基本情報のほか、実際の果樹生産現場での影響と対応について紹介します。これらの現状をするほか、都市計画・都市工学デザインのアプローチで考察していきます。分野における適応策、都市のインフラや資産に与える影響とそれらの管理による緩和と適応、そして交通システムへの気候変動の影響とリスクの理解などについて事例を通して理解を深めます。
Visual and auditory perception - How we see and hear the external world
感覚情報処理のメカニズムと視覚と聴覚の特徴を認知神経科学の視座から考察していきます。 外界からの光が目に入ると「見る」、音が耳に入ると「聞く」という精神的体験となります。このような感覚知覚は、外界からの物理的刺激が脳の神経活動に変換されることによって実現されます。本講義では、視覚情報がどのように処理されるか、そしてその神経メカニズムを研究するために使用される技術の概要を中心に説明します。 豚の眼球を用いた解剖実験、人を被験者とした脳波測定、野外におけるモスキート音の実証実験などの映像を織り込み、それぞれの感覚器官を3CDグラフィックを用いて立体的に解説していきます。 <講座内には豚の眼球解剖をおこなう映像があります。苦手な方はご注意ください。>
Let’s Read! Learning Japanese through Science & Technology-2
本講座では、東京大学の研究内容に基づく科学技術に関する文章を読み、基礎的な日本語の専門語彙や重要な表現の使い方を習得しながら、読解力を向上することを目指します。また、読解学習にとどまらず、テキスト動画やインタビュー動画を利用し、「聴く」、「話す」、「書く」といった連繫した力を養うこと、さらに、理工学系の知識を発展的に広げ、深めることを目標としています。 教材は、日本語教育の専門教員が作成したテキストや動画に加え、理系の専門教員にインタビューした動画が含まれています。これらの教材を、内容重視アプローチ(content-based learning)を用いて、効率的に学んでいきます。内容重視アプローチ(content-based learning)は学習者のモチベーションを上げ、中級のレベル以上のアカデミックな語彙を含む語学力を身に付ける際に有効です。
推し授業アンケート
皆さんが「世界に発信すると面白いと思う東大の授業」について、ご意見を募集しております。下記のリンクから、あなたが「世界に発信するならこれだ!」と思う授業を是非、エントリーしてください。皆さんからいただいたご回答は、MOOCの授業開発における参考情報にさせていただきます。
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