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What is a MOOC ?

大規模公開オンライン講座 ( MOOC = Massive Open Online Course ) は、オンラインで誰でも無償で利用できるコースを提供するサービスで、希望する修了者は有料で修了証を取得できます。世界トップクラスの大学・機関によってさまざまなコースが提供されています。「Coursera(コーセラ)」「eDX(エデックス)」への登録者数合計は1億3千万人以上に達しており、MOOCを利用した世界規模の高等教育プラットフォームが形成されています。

Featured Courses

Coursera

Adapting to the Effects of Climate Change on Quality of Life

IPCCの第6次評価報告書が述べているように、人間の活動は、主に温室効果ガスの排出を通じて地球温暖化を引き起こしており、地球の表面温度は上昇しています。地球規模の気候変動は、健康、農作物被害、災害など、人々の人生にさまざまな影響を及ぼしており、います。これに地球規模の気候変動に対処するためには、気候変動の「緩和」と気候変動への「適応」を同時に進めなければいけません。 この講座では、気候変動をめぐる「緩和」と「適応」の世界と日本の世界と日本における「現在地」状況を理解し、気候変動が地域住民の生活の質に及ぼす影響や適応策について、日本の事例をもとに学びます。 4つのモジュールで構成されるこの講座では、気候変動をめぐる世界と日本の状況、人々の生活の質に与える影響といったについての基本情報のほか、実際の果樹生産現場での影響と対応について紹介します。これらの現状をするほか、都市計画・都市工学デザインのアプローチで考察していきます。分野における適応策、都市のインフラや資産に与える影響とそれらの管理による緩和と適応、そして交通システムへの気候変動の影響とリスクの理解などについて事例を通して理解を深めます。

栗栖 聖 (東京大学 大学院工学系研究科 准教授) 村山 顕人 (東京大学 大学院工学系研究科 教授) 山崎 潤也 (東京大学 大学院工学系研究科 助教)

edX

Sustainability Science - A Key Concept for Future Design

持続可能性は、人類の未来にとって不可欠です。 サステナビリティサイエンスは、今日世界が直面している複雑な問題に取り組むための学問として登場しました。 さまざまな分野の講師が、産業公害、高齢化社会、人間と自然のつながり、都市計画、回復力、環境ガバナンス、持続可能な開発のための教育など、持続可能性における重要な諸課題についてそのつながりをホリスティックに紐解いていきます。 このコースでは、世界における歴史的かつ現代的持続可能性の諸課題と、それらを解決するために使用されてきたいくつかのアプローチについて学びます。 例えば、人口の高齢化と減少によって引き起こされる課題に加えて、産業による水質汚染など、将来的に人々が身近な問題としてさらされうる問題について扱います。また、社会生態学的な地形と海形 (SEPLS) の概念に基づいて、人と自然のつながりを意識し、自然と調和した持続可能な社会の構築を目指す各種の取り組みについても学びます。 損傷した環境の再生を通じて「生態系に基づく災害リスク軽減 (Eco-DRR) 」アプローチが、どのように人間と自然のつながりを再び作りうるのかを探ります。 さらに、新しい持続可能な社会と回復力のあるメガシティを作成するために、都市と農村の土地利用混合の価値を探求することにより、都市計画の観点も検討します。 最後に、持続可能な未来に向けて前進するための重要な要素である環境ガバナンスについて学びます。 持続可能な開発のための学習方法として、持続可能な開発のための教育 (ESD) を紹介し、ESD に関する国際的な議論について話し合います。 コース全体で、現代の持続可能性の問題を解決するための具体的な価値を提供することを期待しながら、日本においてどのようなパースペクティブ(見通し)が考えられているのかを学習者の皆さんは強く感じることができるでしょう。

味埜 俊 (東京大学 東京カレッジ 特任教授) 武内 和彦 (東京大学 未来ビジョン研究センター 特任教授) 横張 真 (東京大学 大学院工学系研究科 教授) 堀田 昌英 (東京大学 大学院工学系研究科 教授) 他7名

edX

Visualizing Postwar Tokyo, Part 2

戦後東京の歴史は、近代都市の本質的な特徴、すなわち視覚の場としての都市という特徴を鮮明にしています。戦後の東京では、無数の視線が降り注ぎました。 アメリカ人や天皇からの視線、超高層ビルに上っていく視線、街並みをアグレッシブに駆け抜ける視線、東京の下町の階級、性別、民族グループの間で絡み合い、うごめく視線。 本シリーズ第2部では、現代の東京におけるこれらの視線の地政学に焦点を当てます。 東京の戦災孤児や貧困層、疎外された人々に向けられた視線とは? 東京で、膨大な知の集積たる学生たちは、これらの視線の前でどのように行動したのでしょうか。また、これらの視線のメディアとして、映画やテレビ番組は、都市全体にどのように関与していたのでしょうか? これらの質問えながら、「戦後東京の視覚化」の実践に歴史的に関与した地政学の特徴を炙り出していきます。

吉見 俊哉 (東京大学 大学院情報学環 教授)

Coursera

Visual and auditory perception - How we see and hear the external world

感覚情報処理のメカニズムと視覚と聴覚の特徴を認知神経科学の視座から考察していきます。 外界からの光が目に入ると「見る」、音が耳に入ると「聞く」という精神的体験となります。このような感覚知覚は、外界からの物理的刺激が脳の神経活動に変換されることによって実現されます。本講義では、視覚情報がどのように処理されるか、そしてその神経メカニズムを研究するために使用される技術の概要を中心に説明します。 豚の眼球を用いた解剖実験、人を被験者とした脳波測定、野外におけるモスキート音の実証実験などの映像を織り込み、それぞれの感覚器官を3CDグラフィックを用いて立体的に解説していきます。 <講座内には豚の眼球解剖をおこなう映像があります。苦手な方はご注意ください。>

推し授業アンケート

皆さんが「世界に発信すると面白いと思う東大の授業」について、ご意見を募集しております。下記のリンクから、あなたが「世界に発信するならこれだ!」と思う授業を是非、エントリーしてください。皆さんからいただいたご回答は、MOOCの授業開発における参考情報にさせていただきます。

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