開講中

Interactive Teaching

「インタラクティブ・ティーチング」とは、学習者の主体的な学びを引き出し、これを支え、促進することを目的に掲げ、学習者相互および学習者・教授者間の教育的コミュニケーションを重視した教え方のことです。「教える」ために必要な、一回分の授業のデザインや、一つの授業科目としてのコースデザイン、アクティブラーニングの技法、評価方法など、基礎的な知識とスキルを学ぶプログラムです。自分のペースで学習を進めていくことができます。本講座のオンライン・セッションは、ナレッジ・セッション、スキル・セッション、ストーリー・セッションの3部構成になっています。ナレッジ・セッションでは、「インタラクティブ」な学びを促す教育のあり方について学びます。またスキル・セッションでは、演劇・表現の観点から、参加者が主体的に学ぶ場を作るための技法を学びます。さらに、ストーリー・セッションでは、各領域で第一線を走る研究者・実践者たちが、「教えること」にいかに向き合い、実践してきたのかを学びます。大学院生や大学教員のみならず、初中等教育の教員、企業の教育担当者の方など「教えること」に携わるすべての方に向けた構成になっています。

サポート言語: 日本語、英語

教育

講師一覧

栗田 佳代子

肩書き
教授
所属
東京大学 大学院教育学研究科

本講座を開講当時の肩書、所属を記載しております。

担当講師の声

この講座では、アクティブラーニングの技法やモチベーションの理論、評価方法など「教える」ために基礎的な知識・スキルを学ぶことができます。一緒に、学習者が主体的に学べるような授業づくりを考えていきましょう!

受講者の声

  • Aさん

    私は建築系の企業で製品の使用方法を講習する際の講師を務めています。授業の組み立て方、受講者との関係の築き方の悩みを解決するために受講しました。 コースで扱う内容は私にとって、どれも初めて知ることばかりでした。ですが業務に応用できる内容も多く、特にクラスデザインシートは講義の内容を改善することに役立ちました。時間を測り、資料を準備することは大変でしたが、内容を詰め込み過ぎている項目を洗いだすことができました。またシートを使って内容を吟味したことが自信につながり、落ち着いて授業を進められる気がします。また、学生の意見を引き出すアクティブラーニングの4つの技法は、ブレーンストーミングやアイディアソンに応用しました。私は社内でファシリテーターの役を務めるのですが、まず自分で考える、次に隣の人と意見を交換する、といった段階を経て徐々に議論の輪を広げていく手法は参考になります。 私は大学を卒業してから今まで建築分野しか見てこなかったのですが、新しい分野を知ることができ、とても楽しい2か月でした。ありがとうございました。

  • Bさん

    私は小学校と中学校でALTをしていますが、いろいろな授業を経験した後、自分なりのスタイルを作ろうと思いました。そこで、脳について勉強を始めました。そして、知識を得るためには、インプットだけでなく、アウトプットが必要であることを知りました。まさに私の授業に必要なもので、授業で使えるツールをいくつも提供していただき、本当に感謝しています。 ポスターツアーは大成功で、生徒だけでなく、先生も楽しんでいました。 生徒だけでなく、先生も楽しんでいました。もっと貴重なツールを学べそうです。ありがとうございました。

  • Cさん

    インタラクティブ・ティーチングを受講させていただきました。とても楽しく、多くのことを学ばせていただき、終了してしまったことがさみしいです。 わたしは3月まで中学校で教師をしておりましたが、4月からは教材開発の会社に転職しました。現場での経験を生かして、よりよい教材をつくっていきたいと考えていますが、そのためには勉強しなくては、と思い受講することにしました。教師をしていたころには、多忙すぎて「勉強しよう」という発想に至りませんでしたが、時間ができた今、一歩前進したいと思いました。 コースを進めていく中で、このコースの進め方そのものが勉強になりました。視覚的に工夫されたPP(資料)、毎回確認していただける明確な「めあて」と「まとめ」、実際のアクティブラーニングのようす、どれもが勉強になりました。 ぜひまたこのような機会があるとうれしいです。本当にありがとうございました。

  • Dさん

    本コースを通じて、自身が感じていたさまざまな疑問や違和感の答えが言語化され、これから学び社会に還元していきたい分野を明確にすることができました。 本当にありがとうございました。

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