Interactive Teachingの開発
言うまでもなく、教員は学生たちに総合的な知識の運用に必要なトレーニングを提供する、いわば、大学の原動力です。
その教員の教える力を向上させるための取り組みはFaculty Developmentと言われており、2007年から義務化され、取り入れられてきました。
教員の教える力を伸ばし、学生の学びの質を高める取り組みは、今現在の大学教育を取り巻く環境においては必要不可欠なものになりました。
Interactive Teachingは、大学の授業において、一貫した講義の質を確保するためには必要不可欠な要素が散りばめられているオンライン講座です。
Faculty Development (FD)は高等教育である程度浸透していますが、これに加えて、高等教育に携わる職員の職能向上を指すSD(Staff Development)という言葉もあります。
FD、SDに加え、Professonal Developmentという概念も近年、登場するようになりました。
これらの新たな用語の登場から窺えるのは、教育に携わるすべての職種における資質の向上が求められているということです。
本講座、Interactive Teachingは、FDとSDを融合させたPDをテーマとし、対話型授業の進め方を中心に講義が進められていきます。
対話型学習には学生が他者(講師や仲間)や学生自身と相互作用することで、目的をもって学習に参加する、あらゆる方法をが含まれており、学生にとって多くの利点があります。
本講座の中には、対話型授業に関連した知識や技術に関する話題や、実務家との対話が盛り込まれています。
また、本講座は、世界中の受講者が一堂に会し、交流するために、対面式のセミナーやアクティビティーが開催されることもあります。
教えることを学び、学ぶことを教える本講座を、是非、お楽しみください。