配信プラットフォーム
東京大学では米国edX社と米国Coursera社のプラットフォームを使ってオンラインコースを配信しています。edXは、2012年にマサチューセッツ工科大学及びハーバード大学が共同で創設したMOOCプラットフォームで、Courseraは、スタンフォード大学のAndrew Ng, Daphne Kollarが2012年に創設したプラットフォームです。2013年に開始以降、東大では26のコースを提供しています。
東京大学では、大学総合教育研究センターとオンライン講座を提供してくださる先生方とで制作したコンテンツをedXあるいはCourseraのいずれかのプラットフォーム上で配信する形式をとっています。配信プラットフォームは、大総センターにて講座内容や競合コンテンツなどを分析し、担当教員と相談の上、最終決定します。
MOOCは全世界の学習者にリーチすることを基本理念として設計されていますので、ほとんどのコースはIDの登録を行えば、誰でも無料でオンライン講座にアクセスできるようになり、受講生同士のコミュニケーションや議論が行われるディスカッションフォーラムにも参加することができるようになります。ただedXは修了証にかかる規定の料金を払わないとクイズには答えられない設計になっています。Courseraは無料で講義動画とクイズにアクセスが可能です。